大阪・富田林市の万里春醸造は、公式Instagramへの投稿で、クラフトビールに関する受賞を報告した。投稿では受賞の知らせを簡潔に伝えており、賞の名称や対象銘柄などの詳細は明らかにされていない。

万里春醸造は、明治初期から南河内を中心に銘酒「万里春」で知られてきた酒蔵をルーツとする。昭和50年代末に廃業した酒蔵をリノベーションし、現在は醸造所とビアホールを備えた施設として、新たな歩みを進めている。

同醸造所のビールづくりで特徴的なのが、富田林じないまちに残る井戸水の活用だ。公式サイトによれば、この水は金剛山を水源とする豊富な伏流水で、かつて「黄金の水」と呼ばれていたという。歴史的な建物と地域の水を生かしながら、クラフトビールを通じて地域に新しい文化をつくることを目指している。

醸造所に併設する「バンリノハルビアホール」では、醸造設備を眺めながらビールを楽しめる。蔵の歴史を感じる空間で、受賞を機に注目度を高める万里春醸造のビールを味わえるのも魅力だ。

今回の受賞については、今後、賞の正式名称や受賞銘柄、評価内容などの追加発表が待たれる。富田林の酒蔵から生まれるビールが、どのような個性で評価されたのか、続報にも注目したい。