4品種で楽しむ、箕面ビールの桃ヴァイツェン

箕面ブリュワリーが、毎年恒例のシーズナルビール「国産桃ヴァイツェン」の今季最終弾となる「桃ヴァイツェン(川中島)」を発表した。

このシリーズでは、和歌山県の八旗農園が手がける「あら川の桃」を使用。収穫した桃はその日のうちに手作業でピューレに加工され、ビールに贅沢に加えられる。仕込み時期に合わせて「早生」「白鳳」「清水」「川中島」の4品種を使い分けるため、同じ桃ヴァイツェンでも品種ごとの香りや風味の変化を追えるのが特徴だ。

今回の川中島は、4品種のなかでも糖度が高く、赤みのある果肉と濃厚な香りを持つ桃。ヴァイツェン酵母由来のクローブやバナナを思わせるフルーティーな香りに、川中島の芳醇な桃のアロマが重なる仕上がりが期待される。

桃の香りを生かしつつ、後味はドライに

小麦麦芽を50%使用したビールは、乳白色の外観と柔らかな口当たりが持ち味。桃の風味を感じさせながらも甘さを残しすぎず、ビールらしいドライなキレを目指している。フルーツビールにありがちな甘さ一辺倒ではなく、ヴァイツェンの軽やかな飲み心地と桃の果実感を両立させた一本だ。

製品は発泡酒(麦芽使用率50%以上)で、アルコール度数は5.0%、IBUは12。原材料は麦芽、ホップ、国産桃ピューレで、使用ホップはモトエイカ。未ろ過ならではの柔らかな印象も楽しめる。飲みごろ温度は8〜12℃とされている。

大阪・箕面を拠点に、スタウトやおさるIPAなど幅広いビールを醸造してきた箕面ブリュワリー。季節の果実と小麦の個性を組み合わせた桃ヴァイツェンは、その土地と季節を映す代表的な限定ビールのひとつだ。今季の締めくくりとなる川中島バージョンで、4品種の違いを振り返りながら味わいたい。