熊本への思いを込めた一杯

北九州市のクラフトブルワリー、門司港地ビール工房が、熊本地震復興応援ビール「天草シラヌイヴァイツェン」を案内しています。公式サイトでは、震災から10年という節目に合わせて、復興への想いを風化させず、支援の機運をつなぐ取り組みとして紹介されています。

このビールは、天草の不知火(しらぬい)を使ったヴァイツェン。果実由来の酸味がビールに溶け込み、爽やかで奥行きのある味わいを目指した仕立てです。門司港地ビール工房らしく、土地の素材を生かしながら飲みやすさも意識した一本といえます。

売上の一部は、熊本の地域振興や震災復興支援のために寄付されます。公式サイトでは、「あなたの一杯が、直接熊本の力に変わる」と案内しており、飲む行為そのものが支援につながる設計です。企画・監修は熊本日日新聞社が担っています。

また、この取り組みは九州クラフトビール協会によるオール九州の支援プロジェクトの一環でもあります。協会は熊本地震をきっかけに2017年に発足し、九州のブルワリーが連携して技術研鑽や需要拡大を目指してきました。産地や県境を越えて、クラフトビールが地域同士をつなぐ構図が見えてきます。

門司港地ビール工房は、福岡・北九州市門司区に拠点を置き、レストラン運営やオンライン販売も行うブルワリーです。観光地・門司港のローカルビールとして知られながら、季節商品やコラボ企画にも積極的で、今回の復興応援ビールもその姿勢をよく表しています。

「天草シラヌイヴァイツェン」は、オンラインショップの選べるセットで注文可能。6本、10本、12本、30本のセットが用意されており、家庭用にも贈り物にも使いやすい構成です。節目の年に、熊本への思いを込めた一杯を手に取ってみたくなる企画です。