尾道ブルワリー(広島県尾道市久保)で、夏向けのセッションIPA「瀬戸田ライムIPA」がオンタップした。使われているのは、尾道市瀬戸田町・高根島で育ったライム。レモンやはっさくの産地として知られるしまなみの柑橘エリアらしい、土地の香りが立つ一杯だ。

公式情報では、アルコール度数と苦みを抑えたライトな飲み口が特徴とされる。セッションIPAらしい軽快さに、国産ライムの芳醇な香りが重なり、ホップの輪郭をすっきりと感じられる設計。暑い季節にぐいっと飲めるバランスを意識したビールで、今回は瀬戸田の「SOIL SETODA」1周年記念にあわせて造られた限定品として案内されている。オンラインショップでも取り扱いがあるため、店頭とあわせてチェックしやすい。

尾道ブルワリーは、築130年の古蔵をリノベーションした趣のある醸造所を構えるブリューパブで、尾道の農水産物を使った“メイドイン尾道”のビールづくりを掲げている。店の個性は、地元の素材をただ使うだけでなく、土地の味わいをどうグラスに落とし込むかにある。柑橘の香りが際立つこのIPAは、その方向性をよく示す一本だ。