フクオカクラフトブルーイングは7月13日、新作ビール「大名ラガー」の発売を発表した。福岡・大名は、同ブルワリーが2017年7月に醸造所併設レストランとして歩みを始めた原点の場所。現在は福岡県岡垣町で醸造を行っているが、今回の新作には、創業地への思いが色濃く反映されている。

原点への敬意を込めたラガー

大名ラガーは、伝統的なジャーマンピルスナーのレシピをベースに、アロマホップを贅沢に使って仕上げたラガーだ。スタイルは Lager/Pilsner、アルコール度数は4.5%、価格は税込658円。クリーンですっきりとした飲み口に、ホップ由来の華やかな香りが重なる設計で、ラガーらしい飲みやすさと個性を両立している。

福岡大名から岡垣町へ

同ブルワリーは、福岡大名のタップルームの隣に並ぶ小さなタンクからスタートしたと説明している。その後、2022年10月から岡垣町で醸造を開始し、福岡から世界へビールを届けることを目指してきた。岡垣町の地下50メートルから汲み上げた天然水を使う点も、現在の醸造の特徴だ。

これまでの歩みを映す一本

大名ラガーは、創業地で育てたクラフトスピリットと、岡垣町で積み重ねてきた醸造経験を一杯にまとめたトリビュートビールといえる。新しいスタイルを追うというより、ブランドの来歴を丁寧にたどり直すような位置づけで、フクオカクラフトブルーイングの現在地を知るうえでも注目したいリリースだ。