フローラファーメンテーションは、滋賀県東近江市を拠点に「農と発酵」を軸にビールづくりを行うブルワリーです。自家栽培のホップやライ麦にも取り組み、土地の風景がそのまま液体に映るような設計を続けてきました。

今回の『Benfinita』は、同じ東近江で自然派ワインを手がけるヒトミワイナリーとのコラボレーションビールです。ブルワリーのブログでは、ブドウの搾りかすを使ったセゾンとして紹介されており、スタイルは Saison w/ Grape skin。アルコール度数は6.5%、IBUは34で、Nelson Sauvinを使った構成が示されています。

ベンフィニータは、イタリアでブドウ収穫の終わりを祝う言葉。フローラファーメンテーションの説明によれば、ワイナリーから分けてもらったフレッシュな搾りかすを終盤に加え、ドライさとほどよいタンニン感を持たせた仕上がりです。ワイン造りとビール造りが近い距離で交差する東近江ならではの一杯として、同社のものづくりの方向性をよく表しています。