2026年7月18日・19日に、北野天満宮で「第1回 北野大麦酒会」が開催される。豊臣秀吉が開いた北野大茶会になぞらえた初開催のビアフェスで、西陣エリアの醸造所やゲストブルワリー、フードブース、縁日ブースが並ぶ構成だ。入場無料で、歴史ある神社の境内でクラフトビールを楽しめるのが大きな特徴になる。

出店者のひとつが、京都・伏見の家守堂。2019年6月に醸造を始めた町家継承のブリューパブで、日本茶の文化を受け継ぎながらビールづくりを続けている。ラインナップを見ると、ソラチエースが主役のアメリカンペールエール「デスティーノ」、宇治産の雁ヶ音茶とユズを使う「茶かぶき」、ホップとオーツ麦でまとめたニューイングランドIPA「クーデグラ」、アメリカンIPA「牛ごろし」といった定番がまず気になる。

さらに最近の発信では、クロモジを合わせたヴァイツェン「ちりん」や、柑橘やパイナップルを思わせる香りと苦味が特徴の「Tiger Kick」も確認できる。家守堂は、飲みごたえのあるIPAから、香りの立つ小麦系、食事に寄せやすい定番まで幅が広い。北野天満宮という特別な会場で、伏見のブリューパブが磨いてきた味わいをどう見せるのか、ビール好きなら押さえておきたいイベントだ。