家守堂に、茶の個性を生かした限定版が登場

京都・伏見のブリューパブ家守堂で、看板ビール「茶かぶき」の新茶版となる「茶かぶき 新茶ver.」がリリースされた。今回は、宇治産・雁ヶ音茶の新茶を使った特別仕込みで、投稿では「この時期だけ」の一本として紹介されている。

このビールはジャパニーズスタイルセゾン。スペックはABV 5.5%IBU 24。新茶ならではの青葉を思わせる香りと、しっかりした苦味を生かすため、レシピはお茶・ユズ・酵母のバランスを調整し、茶葉の使用量も通常の1.3倍に増やしている。

味わいの軸は、茶葉の旨みと苦味、そこに重なる柚子の香り、そして酵母由来のスパイシーなニュアンス。軽やかなだけで終わらず、口の中にお茶の余韻が残る仕上がりになっている。ハウスビールとして知られる「茶かぶき」の個性を保ちながら、新茶らしい瑞々しさを前面に出した一本といえる。

家守堂は、もともと老舗のお茶屋だった町家を生かしたブリューパブで、今も店内の一角でお茶を販売している。ビールと茶の距離が近いこの店だからこそ、こうした仕込みには説得力がある。京都・伏見で、土地の記憶を背負ったビールを飲みたい人には、見逃せないリリースだ。