タップに並んだ奈良醸造の3銘柄

坂道ブルイングは、東京・立川で醸造と提供を行うブルワリーだ。公式サイトでは、クラシックなラガーやエールから、現代的なスタイルまで幅広く扱い、環境への配慮や地域とのつながりも大切にする姿勢を打ち出している。

今回、Instagramで紹介されたのは奈良醸造の3銘柄。ひとつ目の『STUDY IN ROUGE』は、フランボワーズとバニラの香りを重ねたフルーツサワーエールだ。奈良醸造の公式情報によると、ラズベリー由来の甘酸っぱさにバニラの余韻が重なる設計で、見た目にも淡いロゼ調の印象を持つ。

『TYPHINA』はケラーピルス。奈良醸造では奥多摩・VERTEREとのコラボレーションビールとして案内されており、低めの炭酸と穏やかな麦芽の甘みが特徴とされる。すっきりしながらも、飲み進めるほどに麦の輪郭が見えてくるタイプのビールだ。

3つ目の『CAMOUFLAGE』は、奈良醸造8周年を記念するHazy IPA。Mosaic、Simcoe、Citra、Galaxyを使い、ホップ由来のジューシーさをしっかり出しながら、後味は軽やかにまとめている。夏場でも手が伸びやすいバランスに仕上げた一本といえる。

立川のタップルームで、甘酸っぱいサワー、クリーンなピルスナー、ホップを効かせたヘイジーIPAを並べて味わえるのは、坂道ブルイングらしい提案だ。自社の醸造だけでなく、各地のブルワリーの個性をつないで見せることで、タップリストそのものが読みごたえのある内容になっている。