千駄木で楽しむ、食事とタップの組み合わせ

文京区千駄木のよみせ通りにあるビアパブイシイは、2013年オープンのビアパブ。1階は立ち飲みカウンター、2階にも席があり、ふらりと立ち寄って一杯だけでも、食事をしながらゆっくり過ごすのにも向く店として知られている。

今回の投稿の中心は、同店のフードでも人気のコロネーションチキン。エリザベス2世の戴冠式に由来する英国料理を、店主がアレンジして出す一皿で、ビールに合わせやすい味わいが特徴だ。まろやかなソースにスパイスの輪郭があり、パブらしい「つまみ」の役割をしっかり果たす。

タップ面では、国内ブルワリーの樽替わりが魅力。紹介されていたラインアップは、以下の4種だった。

- サンクトガーレン「ゴールデンエール」
- Let’s Beer Works「Aotearoa-アオテアロア-」
- 志賀高原ビール「SHIGA KOGEN macaroni pils!?」
- 忽布古丹醸造「SOMEDAY」

いずれも個性が分かれた構成で、軽快なエールから、ホップの表情を楽しめるIPA系、麦の旨みを感じるピルスナーまで、飲み比べの面白さがある。樽はなくなり次第入れ替わるため、同じ店でも訪れるたびに違う組み合わせに出会えるのが、この店の大きな魅力だ。

ビアパブイシイは、ビールの銘柄だけを追う店ではなく、食事との相性まで含めて楽しめるのが持ち味。コロネーションチキンのような英国由来の料理に、国内クラフトの樽替わりを合わせることで、パブとしての楽しみ方が自然に立ち上がる。派手さよりも、日常の延長でしっかり飲みたいときに向く一軒といえる。

千駄木駅や西日暮里駅から歩ける立地も使いやすく、谷根千の散策と合わせて寄りやすい。定番の一杯と、その日の料理を静かに楽しみたい人にとって、覚えておきたい店だ。