アンカウンタブルを前面に出した新作

GOOD HOPSは、岩手県遠野市を拠点に、ホップの栽培、研究開発、醸造を一体で行うブルワリーだ。今回発売された「uncountable Pale Ale #2」は、その取り組みをそのまま形にしたような1本で、自社開発の新品種ホップ「アンカウンタブル」を主役に据えたペールエールとなっている。販売は8月5日15時から、公式オンラインショップと業務店向け販売サイトで始まった。

同社によると、アンカウンタブルは複数の果物が重なり合ったような、やさしく甘い香りが特徴。今回はその個性をより強く感じられるよう、開業直後に出した「uncountable Pale Ale」のレシピを見直し、使用量も増やしたという。ホップはすべて遠野産で、アクセントには「アルファアロマ」、香りの輪郭を整える役割として「IBUKI」、さらに「ザーツ」も組み合わせている。

味わいの説明では、爽やかで甘酸っぱい香りと風味がうたわれている。新品種ホップの魅力を、育成地である遠野のホップだけで表現した点に、このブルワリーの特徴がよく表れている。

GOOD HOPSは、遠野を日本産ホップの生産地として次世代につなげることを掲げる醸造所でもある。ホップ農家や研究者、醸造家が近い距離で開発を進める体制は、商品そのものだけでなく、地域のホップ文化を支える動きとしても注目したい。