尾道ブルワリーが夏の定番『キューカンバーセゾン』を仕込み 尾道産きゅうり使用
広島・尾道のブリューパブ「尾道ブルワリー」が、毎年夏場に造る人気作『キューカンバーセゾン』の仕込みに入った。尾道産のきゅうりを使う季節ビールで、店のラインアップには『尾道エール』や『ライムゴーゼ』も並ぶ。
尾道の素材を生かすブリューパブ
尾道ブルワリーは、広島県尾道市久保にあるブリューパブ。築130年の古蔵をリノベーションした醸造所で、尾道の柑橘や農水産物を生かした「メイドイン尾道」のビールづくりを続けている。観光客が立ち寄りやすい尾道の街なかで、土地の空気感まで含めて味わえるのがこの店の持ち味だ。
今回仕込まれたのは、夏の定番として親しまれている『キューカンバーセゾン』。尾道産のきゅうりを漬け込んだセゾンで、セゾンというスタイルは、もともと夏の農作業の合間に飲まれていた「農家のビール」に由来する。軽やかに飲めるだけでなく、素材の表情がきちんと立つのが魅力だ。
このビールは、仕込みたての段階では酵母由来の香りが前面に出て、漬物を思わせるニュアンスになるという。一方で熟成が進むと、メロンのような芳醇さへ変化していく。時間の経過で香りの印象が変わるため、同じビールでも違う表情を楽しめるのが面白い。
ラインアップ
公式サイトの提供ビールには、以下の銘柄が並ぶ。
- 尾道エール: フリースタイル・ライトエール、アルコール度数5%
- キューカンバーセゾン: フィールドビール、アルコール度数4%
- ライムゴーゼ: コンテンポラリー・ゴーゼ、アルコール度数4%
尾道の街歩きの途中に立ち寄って、まずは定番の『尾道エール』を飲み、そのあとで『キューカンバーセゾン』の変化球を挟む、という楽しみ方もできる。柑橘のニュアンスが気になるなら『ライムゴーゼ』も候補に入る。地元素材の個性を軸にしながら、スタイルの違いをはっきり出しているのが尾道ブルワリーらしいところだ。
夏場に仕込まれる『キューカンバーセゾン』は、尾道の旬の空気をそのままビールに落とし込んだ一杯といえる。尾道を訪れるなら、街の景色と一緒に味わいたいビールだ。
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