凪の音ブルーイング、串間産せとかを使った限定醸造「凪の音 SETOKA」を紹介
宮崎県串間市の凪の音ブルーイングが、初めて柑橘を使った限定醸造「凪の音 SETOKA」を紹介した。完熟せとかの皮、果肉、搾り粕まで使い、生産量は291本。微発泡でワインのように味わいが移ろう一本として案内している。
宮崎県串間市の凪の音ブルーイングが、柑橘「せとか」を使った新作「凪の音 SETOKA」を案内した。投稿では、同ブルワリーにとって初めての柑橘使用とされ、750ml瓶で税込2,420円、総生産数は291本とされている。
原料には完熟せとかを用い、皮を一つひとつ手でむいたうえで、皮、果肉、搾り粕まで閉じ込めた。あえて微発泡に仕上げ、いわゆる爽快系のビールとは違う、ワインのように香りと味の変化を追っていく設計にしたという。口当たりは濃厚でとろみがあり、時間がたつと柑橘の甘やかな香りと、皮由来のほのかな苦みが立ち上がる。
開栓後は一度で飲み切る前提ではなく、翌日以降の落ち着いた香りの変化まで含めて楽しむ提案も添えられている。香りを広げるグラスとしては、ワイングラスを勧めている。
凪の音ブルーイングは、串間市の閉園した「やまびこ保育園」跡地で、元焼酎蔵の杜氏・田村崇さんが立ち上げたマイクロブルワリー。寸胴鍋を使った少量手仕込みや瓶内二次発酵を生かした酒づくりで知られ、定番の「やまびこエール」でも串間産のレモングラスを使うなど、土地の素材を味に反映してきた。今回の「SETOKA」も、地域の果実をどう酒に写し取るかという、このブルワリーらしい姿勢が見える一本だ。
情報は不正確な場合があります。正確な情報はブルワリーの公式情報をご参照ください。