大阪・箕面市で1997年から醸造を続ける箕面ブリュワリーが、春の季節限定ビール「スプリングラガー」を発売します。今回の新作は、定番の『ピルスナー』がチェコスタイルのボヘミアン・ピルスナーであるのに対し、ジャーマンスタイルのピルスナーとして仕立てた一本です。

仕込みでは、いつもとは異なるジャーマンモルトを選び、クリスピーさとコクを重視。ホップもオールジャーマンでまとめ、ハラタウミッテルフリューを使うことで、ノーブルな香りを引き出しています。12月に仕込みを行い、低温でしっかりと発酵・熟成させたという説明どおり、味わいはクリーンでバランスの良い仕上がりです。

スペックはアルコール度数6.0%、IBU25、色は淡色。味わいの印象は軽快な口当たりにモルトのコク、そしてホップの上品な香り。未ろ過で、飲みごろ温度は7〜10℃とされています。ラガーらしいキレを楽しみながらも、麦芽由来の厚みを感じられる構成です。

箕面ブリュワリーは、クラシックなビアスタイルを軸にしながら、地域の素材や季節感を生かしたビール造りを続けてきたブルワリーです。大阪北部の自然に囲まれた箕面の地で、日常に溶け込む「デイリービール」を目指してきた姿勢は、このスプリングラガーにも通じます。定番のピルスナーと飲み比べれば、同じラガーでもスタイルの違いがはっきり見えてきそうです。

販売は瓶330mlと樽で、飲食・酒販店向けには3月10日から順次、直営店WAREHOUSEでは3月10日から、公式オンラインショップでは3月11日から取り扱いが始まります。春に向けて、ラガーの王道をあらためて確かめたくなるリリースです。