のろし醸造が「#039 のろし Saison」を発売 檜・ネズコろ過板を採用
千葉県流山市、おおたかの森エリアのブルワリー・のろし醸造が、新商品「#039 のろし Saison」をリリースした。ロイター工程で檜やネズコのろ過板を使った一杯で、白胡椒やレモングラスを思わせる香りと、ドライな後味が特徴だ。
千葉・流山おおたかの森に拠点を置くのろし醸造が、フラッグシップの定番ビール「#039 のろし Saison」を発売した。公式Instagramでは、新作としてこのセゾンを紹介しており、今回の仕込みではロイター工程に檜やネズコのろ過板を用いたことがポイントになっている。
このアプローチは、素材を足し算するのではなく、工程の中でビールが触れるものを変えることで表情を探る試みだ。北欧のHistorical Brewingから着想を得たという説明もあり、木材や自然素材を取り入れながら、のろし醸造らしい“温故知新”の姿勢を感じさせる。流山の土地で、地元の素材と醸造技術を結びつける方向性は、同醸造所が掲げる“DrinkLocal”ともつながる。
ビールの設計は、StyleがSaison、Alc. 5.0%、IBU 24、CO₂は2.6〜2.7vol。モルトはPilsner、Wheat、Vienna、Sour、ホップはStrisselspaltとAramisを使用している。テイスティングコメントでは、白胡椒、レモングラス、クローブ、干し草を思わせる香りに、穀物由来のやわらかな甘みとハーバルなホップが重なり、フィニッシュはドライで、軽やかな酸と穏やかな苦味が続くという。
のろし醸造は、流山の果樹や農作物を取り入れたビールづくりでも知られるブルワリーだ。直営タップルームも流山おおたかの森エリアにあり、仕込みの背景を知ったうえでグラスを傾ける楽しみがある。今回の「#039 のろし Saison」も、土地に根ざした醸造の現在地を示す一本として、セゾン好きはもちろん、素材や工程の違いを飲み比べたい人にも注目のニュースになりそうだ。
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