実験的な一杯を、夏の入口で


東京・足立区のさかづきLabは、さかづきBrewingの「研究室」として、季節ごとにひねりの効いたビールを提案してきた店舗だ。7月22日の投稿では、営業開始時刻の案内とあわせて、今週の注目銘柄がまとめて紹介された。

リニューアル3周年特別醸造『夜間飛行』


この日の主役は、Lab限定ビール《夜間飛行》ペール・マイルド。マリスオッターエール麦芽を土台に、キャラメルモルトと軽い焙煎麦芽を重ね、甘く香ばしい方向に寄せた設計だという。アルコール度数は3.5%以下と軽めで、苦味も控えめ。先週は完売していたナイトロ樽が復活し、クリーミーな泡とまろやかな麦の風味を楽しめる。

もう1本の新顔はよもぎ・セゾン『秘密基地』


同じく新登場として案内されたのが、よもぎ・セゾン《秘密基地》。香りの出やすい2度注ぎで提供される一本で、暑い時季でもぐびぐび飲める爽やかな飲み口を狙ったセゾンだ。実験的な仕込みを続けるLabらしく、麦芽の厚みを楽しむマイルドと、ハーブ感のあるセゾンを並べて出す構成が興味深い。

夏向きの一皿と合わせて


この日のフードには、手羽元入りレッドカレーも並んだ。しっかり辛口のココナッツベースで、ビールの飲み口を切り替えながら楽しめそうだ。さかづきLabは、ビールと日本酒、小皿料理を行き来できる店として、北千住エリアでも独自の立ち位置を保っている。暑さが本格化するなかでも、限定ビールを中心に、季節に合わせた一杯を提案する姿勢は変わらない。