新商品発売


千葉県流山市、流山おおたかの森にあるブルワリー「のろし醸造」が、5月5日のInstagram投稿で新商品発売を案内した。今回の新作は『Brett Kinkan Saison』。販売は取扱い店舗限定で、東京都神田のCali Liquor Tokyo、秋葉原のCraft Beer 2mugi、千葉・船橋のWine F Funabashi、千葉市のBeer O'Clock621、京都市のbeer.yumeyomiで案内されている。

投稿では、のろし醸造分の外販在庫はすでに終了しており、今後は出店イベントで少量販売する予定とされている。気になる人は、店頭で見かけたタイミングを逃さず押さえたい1本だ。

ビールの中身


スペックはBrett Saisonで、アルコール度数は5.5%。ベースビールには自社の『のろし Saison』を使い、Brettanomyces、ショ糖、自家製の金柑シロップを組み合わせている。アロマは柑橘の皮や白い花、ほのかなファンキーさが重なり、口に含むとドライで軽やかなセゾンの骨格の上に、金柑由来の爽やかな酸とほろ苦さが広がる。

熟成による複雑味と柔らかな酸も、このビールの見どころだ。フィニッシュはシャープで、果実と酵母の余韻が静かに長く続く設計になっている。セゾンらしい飲みやすさに、Brett由来の奥行きを加えた構成で、派手さよりも輪郭のはっきりした味わいを求める人に向く。

のろし醸造について


のろし醸造は、流山おおたかの森に拠点を置くブルワリー。土地に根ざした素材や発酵の表情を生かしたビールづくりが特徴で、今回の新作もその姿勢がよく出ている。1周年を記念して仕込まれたという背景も含め、同ブルワリーの現在地を知るうえで興味深いリリースといえる。