反射炉ビヤ、静岡産新茶を使った限定ペールエール『とれたてGreen Tea Ale』発売
静岡県伊豆の国市の反射炉ビヤが、母体の蔵屋鳴沢が手がける「韮山反射炉茶の庵」の新茶を使った限定ビール『とれたてGreen Tea Ale』を発表した。製茶したばかりの新茶を使い、華やかな香りと渋みを生かしたPale Aleに仕上げている。
反射炉ビヤは、世界文化遺産・韮山反射炉のすぐ隣で、蔵屋鳴沢が1997年に創設したクラフトビールメーカーだ。酒蔵や茶畑、茶店の運営を背景に、地域の素材を生かした限定ビールを数多く手がけてきた。今回の『とれたてGreen Tea Ale』も、その土地らしさがはっきり出た一本といえる。
このビールには、蔵屋鳴沢が「韮山反射炉茶の庵」ブランドで製造販売する新茶を使用。しかも、今年製茶したばかりの自園栽培の新茶を惜しみなく投入している。仕込みでは、高温帯のワールプールで火入れの強い新茶を加え、発酵終期には香りの華やかな新茶を重ねることで、香味に奥行きを持たせた。ベースはPale Aleで、アルコール度数は5%。緑茶のニュアンスを支えるホップの使い方も含め、茶の印象を自然に引き出している。
テイスティングコメントでは、にごりのあるオレンジ色の外観に、トップでグリーンなアロマが立ち、飲み進めるほどホップと新茶の香りが重なる構成として紹介されている。味わいは、口当たりは落ち着きがありつつ、途中からお茶由来の渋みと旨味が広がるタイプ。しっかりした味わいに合わせるなら、味噌をつけた焼きおにぎりとの相性もよさそうだ。
反射炉ビヤにとって、お茶は土地の個性そのものでもある。茶の栽培・製造を続けてきた蔵屋鳴沢の背景があるからこそ、ビールとしての飲みごたえと、新茶らしい鮮度感を両立した一杯が成立している。
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