7月27日の案内役は尾道ブルワリー

尾道ブルワリーは、7月27日の「尾道箱庭的都市ナイトツアー」で、佐々木真理さんがツアーガイドを務めることを案内した。テーマは「醸造の町尾道」。かつて酒・酢・醤油の醸造が盛んだった尾道の歴史を、まち歩きのなかでたどる内容だ。

この企画は、尾道のまちを知るきっかけとしても面白い。観光で訪れる人にとっては、海と坂の景色だけでなく、土地に根づいた発酵文化まで見えてくる。クラフトビール好きなら、街の成り立ちと現在の醸造文化がつながる点に注目したい。

蔵を改装したブリューパブで飲めるもの

尾道ブルワリーは、1894年築の古蔵をリノベーションしたブリューパブ。商店街の奥にひっそりとある店で、尾道で初めて出来立てのビールが飲める醸造所として知られる。営業は金曜・土曜が13:00〜19:00、日曜が12:00〜17:00。観光の合間に立ち寄りやすい、落ち着いた空間だ。

公式サイトや紹介記事では、尾道ブルワリーの定番として次の銘柄が挙げられている。

- 尾道エール
- しまなみゴールデンエール
- 因島ホワイトエール
- 尾道ラガー

尾道エールはレモン、しまなみゴールデンエールはみかん、因島ホワイトエールははっさくといったように、いずれも瀬戸内らしい果実や地域素材との相性が意識されている。派手な個性を前面に出すというより、土地の輪郭が見えるような味わいを積み重ねているのがこの店らしい。

まち歩きの先にある一杯

尾道ブルワリーは、ただビールを飲む場所というより、尾道の風土や人のつながりを受け取る拠点に近い。ナイトツアーで醸造の歴史を知ったあとに、実際にその土地で仕込まれた一杯を味わえば、香りや余韻の受け止め方も少し変わってくるはずだ。尾道らしさを確かめに行く目的地として、覚えておきたいブリューパブである。