Heart&Beer日本海倶楽部は、能登半島の先端にある能登町のブルワリーなんだけど、ここの成り立ちが他とまったく違うんだよ。運営してるのが社会福祉法人・佛子園。
社会福祉法人がビール? どういうこと?
知的障がいのある方の自立支援の一環としてビール醸造を始めたんだ。1998年の創業で、障がいを持つスタッフが醸造や農場の仕事に携わってる。ビールを造ることが、そのまま福祉になってる。
すごい……ビールが誰かの居場所になってるんだね。
しかも醸造責任者がチェコから招聘したブラウマイスターのユジ・コティネック氏、通称コチャスさん。本場チェコの技術と奥能登の発酵文化を融合させてるんだよ。
能登にチェコ人のブラウマイスター!? なにそれ、ロマンしかない!
看板の『奥能登伝説』は能登沖の海洋深層水を仕込み水にしたアンバーラガーで、ミネラル豊富な深層水がコクとキレとまろ味を生んでる。インターナショナル・ビア・カップで銀賞を獲ってるよ。
海洋深層水のビール! 飲んだことない、それ!
『ピルスナー』もチェコ・ザーツ産のホップだけで造るボヘミアンスタイルで、こっちはインターナショナル・ビア・カップで銀賞3回、銅賞1回。全部モルト100%、非熱処理、無ろ過。酵母が生きたまま入ってる完全な自然食品だよ。
レストランもあるんだよね? どんな場所なの?
目の前が日本海でさ、テラス席から海を眺めながらビールが飲める。農場も併設されてて、ブルワリーとレストランと農場とシーサイドパーク、全部が一体になったリゾート空間なんだよ。
日本海を見ながら、チェコ仕込みのピルスナーと深層水のアンバーラガー……能登旅行の目的地にする!