石川酒造、ここはスケールが違うよ。1863年創業、160年超の歴史を持つ福生の老舗酒蔵なんだけど、実は明治20年の1887年にビールを造ってたことがあるんだ。
えっ! 明治時代にビール!? そんな昔から?
ただ当時は設備が追いつかなくて一度撤退してる。戦時中にはビール釜が土に埋められたりもして。で、1998年に111年ぶりにビール醸造を復活させたのが『多摩の恵』なんだよ。
111年ぶり…! ロマンがすごい…!
醸造場所の『向蔵ビール工房』は登録有形文化財の蔵を使ってる。地下150メートルから汲み上げた天然水を仕込み水に使ってて、中硬水だから全体的に優しくて丸い味に仕上がるんだよ。
文化財の蔵でビール造ってるの!? 銘柄はどんなのがあるの?
『多摩の恵』はペールエール、ピルスナー、デュンケルがあって、もう一つのブランド『TOKYO BLUES』はセッションエールやゴールデンエール、シングルホップウィートがある。あと明治時代に日野で造られてた『TOYODA BEER』の復刻版もあるんだよ。
復刻ビールまで! 最近なんか受賞したりしてる?
2026年のジャパン・グレートビア・アワーズで4銘柄受賞してる。『多摩の恵 ペールエール』と『多摩の恵 デュンケル』が銀賞、他にも金賞2つ。醸造責任者の土屋朋樹さんは専門学校でインターンとして入って、今はヘッドブルワー。クラシカルな醸造を軸にしつつ季節限定で新スタイルに挑戦したいって語ってる。
4銘柄も! 敷地内にレストランもあるんだよね?
イタリアン『福生のビール小屋』と和食の『雑蔵』があって、できたての多摩の恵と合わせられる。蔵の見学もできるし、毎月第4土日には感謝デーもある。宿泊施設までできたんだよ。『酒飲みのテーマパーク』って呼ばれてるのも納得。
泊まれるの!? もう一日じゃ足りないじゃん! 絶対行く!