ベアレン醸造所(岩手)は、新商品「オンメンブロイ(ONMEN BRÄU)」を発表した。コンセプトは、盛岡の食文化である「盛岡温麺」と、ドイツ・バンベルク発祥の燻製ビール「ラオホ」の融合。寒さと火を背景に育った二つの文化を、1本のビールとして表現している。

商品の特徴


スタイルはラオホボック。燻製麦芽由来の香ばしさ、アルコール分7.5%の力強いボディ、ドイツ産ホップ100%による穏やかなアロマが軸だ。さらに、原料にはドイツ産ラオホモルト(燻製麦芽)を全体の65%使用。寒い季節に向けた、厚みのあるラガーに仕上げている。

ベアレンらしさが出る製法


本商品の核になっているのが、同社の伝統設備「クールシップ(麦汁冷却槽)」。ベアレン醸造所は、この銅製クールシップを日本で唯一所有するブルワリーとして知られる。仕込みは「盛岡がもっとも寒い時期」に限られ、冬の外気を使って麦汁を自然冷却する。近代設備では置き換えにくい、季節性と手間を前提にしたクラシカルなアプローチが、同社のビールづくりの個性を支えている。

購入情報


オンメンブロイは、工場直売所とベアレンのWebショップ本店、楽天ショップで販売。なお、Webショップでは単品販売はなく、セット限定での取り扱いとなる。

ベアレン醸造所は岩手を拠点に、ドイツ伝統製法を土台にしたラガーづくりを続けてきたブルワリー。今回のオンメンブロイは、地域の冬文化と欧州由来の醸造文化をつなぐ、同社らしい一杯と言えそうだ。