福岡県岡垣町を拠点とするフクオカクラフトブルーイングが、地元ワイナリー「ぶどうの樹」と共同開発した「Budou Ale」を発売した。価格は803円。要冷蔵商品として販売されている。

今回のビールは、福岡県産のワイン用ブドウ品種「富士の夢」を搾り、香り豊かな果汁をたっぷりと使用したフルーツ・エール。ワイン用ブドウならではの風味を、エールの醸造に取り入れた一本だ。

「Budou Ale」は、ぶどうの樹とのコラボレーションによるブドウエールの第3弾にあたる。ワイナリーの醸造責任者が長年抱いてきた「葡萄でビールをつくりたい」という思いを背景に、ビールとワイン、双方の産地性を生かした商品として仕上げられている。

岡垣町の水と地域性を生かす

フクオカクラフトブルーイングは、岡垣町の地下50メートルからくみ上げた天然水を醸造に使用している。この水は日本では珍しい硬水とされ、同ブルワリーは理想のビールづくりに必要な要素として位置づけている。

地元の水を使い、同じ町のワイナリーが育てたブドウを組み合わせることで、「Budou Ale」は岡垣町の素材とつながりを感じられるコラボレーションになった。地域の農産物をビールの表現へと広げる試みとしても注目される。

スタイルはフルーツ・エール、アルコール度数は5%。ブドウの香りを楽しみたい人はもちろん、クラフトビールとワインの中間にあるような味わいに関心がある人にも向いている。購入後は品質保持のため、冷蔵で保管したい。