岡垣のワイナリーとブルワリーが生んだ第3弾

福岡県岡垣町を拠点とするフクオカクラフトブルーイングは、同じ町を代表するワイナリー「ぶどうの樹」とのコラボレーションビール「ブドウエール」の第3弾を発売した。

「ぶどうの樹」は、長年にわたってワイン造りに取り組んできたワイナリー。その醸造責任者が温めてきた「いつか、自分たちの葡萄でビールをつくりたい」という思いをきっかけに、両者の共同プロジェクトが始まった。今回の第3弾にも、ワイン造りへのこだわりと、クラフトビールの技術を掛け合わせる地域発のストーリーが込められている。

「富士の夢」をたっぷり使用

原料には、福岡県産のワイン用ブドウ固有品種「富士の夢」を採用。収穫したばかりのブドウを丁寧に搾り、香り豊かな果汁をビールに取り入れた。

スタイルはFruit Beerで、アルコール度数は5%。グラスに注ぐと、ワイン用ブドウならではの芳醇で華やかなアロマが広がる。口に含むと、ブドウ由来の豊かな果実感を感じながらも、軽やかで心地よい飲み口にまとまっているという。

ワイン用ブドウの個性を生かした香りと、ビールならではの爽快感を一度に楽しめるのが、このコラボレーションの魅力だ。食事と合わせてゆっくり味わうほか、秋の夜長に一杯をじっくり楽しむ場面にも向いている。

地元の素材と技術を一杯に

フクオカクラフトブルーイングは、「福岡からクラフトビールをカルチャーへ」を掲げ、アメリカのビアスタイルに影響を受けたビールを岡垣町で醸造している。ブルワリーではタップルームの営業や工場見学も行っており、できたてのビールや醸造の現場に触れられる機会を提供している。

地元ワイナリーのブドウとブルワリーの醸造技術が交差したブドウエール第3弾。岡垣の風土と、作り手たちの長年の思いを感じられる一杯として、地域の素材を使ったビールに関心がある人にも注目の新作となっている。