神奈川・葉山町堀内の15brewery(フィフティーンブルワリー)は、6月14日(日)に量り売り販売のみで営業し、5種のビールをタップにつなぎました。立ち飲みは休業中で、持参した密閉できるビンへの量り売りが基本です。炭酸のペットボトルやスクリューキャップのガラスビンでも受け付けており、営業時間は14:00〜19:00でした。

今回のラインナップは、製法と原材料の違いが見えやすい構成です。ベルギースタイルの「沼の底」は、小麦麦芽を多めに使い、オレンジピール、コリアンダーシード、カモミール、クローブに加え、三重県尾鷲市産のライムと横須賀市長井の蜂小屋の蜂蜜を合わせた一本。甘みと酸味、スパイス感が重なる複雑な味わいと香りが特徴です。

黒いビールの「スタウト」は、深いコクと黒さを前面に出したタップ。さらに「Rawレッドエール」は、麦汁を煮沸しないRaw Ale製法で仕込まれており、麦芽本来の重く濃い味と香りを楽しめます。

フルーツビールの「土壇場エール(夏みかんエール)」は、葉山のロイヤルフルーツである夏みかんを使った、さっぱりとした飲み口の一杯です。IPAの「Raw Hazy IPA」もRaw Ale製法で、ホップ由来の柑橘や松葉を思わせる香りに、ほどよい苦みが続きます。

この2種には三浦パン屋 充麦のバゲットが原材料の一部として使われており、地元の食材や店とのつながりが見える内容でした。葉山で持ち帰り専用の営業を続ける15breweryらしく、地域の素材を生かした個性の違いがそのまま並ぶタップ構成となっています。