神奈川県厚木市のサンクトガーレンブルワリーが、秋の訪れを告げる季節限定ビール「和梨のヴァイツェン」を発売します。発売日は2026年9月16日。直営オンラインショップや取り扱い店舗などで、数量限定で販売されます。

このビールに使われるのは、表面に傷がついた梨や、果肉が水浸状・半透明になる「蜜症」によって通常販売が難しくなった梨です。食用として問題のない梨を神奈川県内の農家から買い取り、ビールの原料として有効活用しています。サンクトガーレンは、傷オレンジを使う「湘南ゴールド」や、傷リンゴを使う「アップルシナモンエール」など、規格外果実を生かしたフルーツビールにも継続的に取り組んでいます。

ベースとなるのは、小麦麦芽を主原料とするフルーティーなヴァイツェン。ヴァイツェン酵母がもともと持つ梨や桃を思わせる甘い香りに、本物の梨の風味を重ねています。梨は細切れ、ピューレ、ジュースの3段階に加工して醸造工程へ投入。異なる形態で加えることで、甘い香り、みずみずしさ、果肉をかじったような果実感を引き出しています。

内容量は330ml、アルコール度数は5.5%。梨の使用量が酒税法上の「ビール」の基準を超えるため、品目は発泡酒と表示されます。価格は税込539円です。

サンクトガーレンは、日本で地ビールが解禁される以前からアメリカで小規模ビールを造っていた背景を持つ、厚木発のブルワリーです。エールを軸に、果実やチョコレートなど多彩な素材を生かした個性的なビールを展開しています。秋には、本厚木駅北口近くの直営タップルームや各地のビールイベントで樽生を楽しめる機会も予定されています。