神奈川県厚木市のサンクトガーレンブルワリーが、春夏限定のフルーツビール『パイナップルエール』を4月24日に発売する。1回の仕込みに約600kgのゴールデンパインを使い、果実由来の香りが泡まで広がるのが特徴だ。

仕込みのポイント


果実は発酵前の麦汁に加え、麦汁と果実の糖分を一緒に発酵させる。これによって、グラスに注いだ瞬間の香りだけでなく、泡にもほんのり甘いパイナップル感が残るという。ベースはドライなBrut IPAで、麦芽のコクを抑え、パイナップルのジューシーさを前面に出している。

発泡酒としての設計


商品名は『パイナップルエール(発泡酒)』。日本の酒税法上、果物などの副原料は麦芽量の5%以内がビールの条件だが、この商品は果物を麦芽量の30%使用しているため、表記上は発泡酒になる。アルコール度数は5%、330ml、希望小売価格は539円(税込)。

サンクトガーレンらしさ


サンクトガーレンブルワリーは、国内で地ビールが解禁する以前から米国で小規模醸造を行っていた“元祖地ビール屋”として知られる。現在も、チョコビールや湘南ゴールド、アップルシナモンエールなど、季節の素材を生かしたスイーツビールを継続的に展開している。厚木の直営タップルームでは樽生でも楽しめ、横浜赤レンガ倉庫のイベント出店など、季節の催しに合わせて味わえる機会も用意されている。春夏の定番として定着している一本だけに、今年の立ち上がりを待っていたビール好きには見逃せない。