沖縄市のクリフガロブルーイングが、やんばるの食材を詰め込んだファームハウスエール「YAN BARROW(ヤン バロウ)」のボトル販売を始めた。

このビールは、やんばる畑人プロジェクトとゆかりのある素材を組み合わせて仕込んだもの。投稿によると、芳野さんからはカレーリーフやカルダモンリーフを含む5種のハーブを受け取り、屋我地島の「おきなわBee Happy」大樹さんからは蜂蜜を、金川製茶の竜一さんからは四季柑と姫レモンを分けてもらったという。地域の生産者との関係性が、そのままレシピに反映されている。

スタイルはファームハウスエール。ハーブ、蜂蜜、柑橘という要素が重なることで、単なる素材の足し算ではなく、畑と島の風景を連想させる構成になっているのが特徴だ。クリフガロブルーイングは沖縄市を拠点にするブルワリーで、今回のリリースでも、沖縄のローカルな生産者とつながる姿勢が前面に出ている。

ラベルについては、醸造長クリフが描いたもの。投稿では、モデルは芳野さんである一方、あくまで「沖縄に移住して就農した中華系ベルギー人ヤン・バロウ」という想定で描いたと説明している。商品名とビジュアルのあいだに遊びを持たせながらも、作品全体はやんばる畑人プロジェクトへの「恩返し」の気持ちで仕込んだ一本としてまとめられている。

やんばるの素材や生産者の背景まで含めて味わうと、このビールの輪郭はよりはっきり見えてくる。ローカルの食材を使った限定品を探しているビール好きには、気になるリリースだ。