クラフトビールの品質向上を支援

「SPRING VALLEY BREWERY」は、クラフトビール業界の持続的な成長を目指す活動の一環として、「品質官能評価会」を9月上旬から開始します。2022年から継続している取り組みで、今年は実施拠点を従来の7工場から全国9工場へ拡大。北海道千歳、仙台、取手、横浜、名古屋、滋賀、神戸、岡山、福岡のキリンビール各工場で開催されます。

評価会では、参加ブルワリーのビールを対象に化学分析と官能評価を実施。香りや味わい、品質上の課題について参加者同士で意見を交わし、課題解決の事例や改善に向けた知見を共有します。今年は単年の評価だけでなく、同じ銘柄を継続的に評価することで、香味の改善をより実践的に支援。参加ブルワリーは36社に達する見込みで、過去最多となります。

天童温泉で味わう天童ブルワリー

山形県天童市の「天童ブルワリー(いちらく)」は、天童温泉の旅館「湯坊いちらく」内にある、温泉旅館直営のブリューパブです。宿泊者は蔵出しの生ビールを楽しめるほか、温泉上がりにテラスでビールを味わえるのも魅力。旅の時間と醸造所の距離が近い、個性的なビールスポットです。

代表的な銘柄は、山形名物のさくらんぼを使った「聖桜坊(セントチェリー)」。豊かな香りと、ほどよく甘く爽やかな味わいが特徴です。そばの香りを楽しむ「Mr.A」は、地域の食文化をビールに取り入れた一杯。瓶商品として購入できるほか、タイミングが合えば現地で蔵出しの味わいに出会えます。

ブルワリー同士が品質や醸造技術を学び合う今回の取り組みは、飲み手が安心して多彩な味わいを楽しむための土台にもなります。天童を訪れた際は、温泉とともに天童ブルワリーならではのビールをじっくり味わってみてはいかがでしょうか。