コラボビールとしての位置づけ

茨城県つくば市のTwin Peaks Mountain Brewingは、ドイツスタイルのクラフトビールを軸に、醸造所とビアレストランを併設して展開するブルワリーです。公式サイトでは、ビールと料理のペアリングを楽しめる店づくりに加え、定期的なビアクラブの開催も案内しており、ビールを「飲む」だけでなく「知る」場としての色合いも強いのが特徴です。

そのタップ一覧に並ぶ1本が、NOMCRAFT Collaboration と記された 『博士のオクトーバーフェスト Dr. Oktoberfest』。公式サイトの表記ではABV 6.5%、IBU 28、SRM 7のフェストビアで、UntappdでもNOMCRAFTとのコラボによる秋限定として紹介されています。公開情報上ではすでに生産終了となっていますが、Twin Peaks Mountain Brewingのラインナップを語るうえで欠かせないコラボレーションのひとつです。

つくばのブルワリーらしい一杯

Twin Peaks Mountain Brewingは、ドイツ人醸造家による手づくりのビールを掲げ、ドイツ純粋令に基づく醸造姿勢を打ち出しています。そうした背景の中で、NOMCRAFTとの協働によって生まれた『博士のオクトーバーフェスト』は、同ブルワリーが持つドイツ的な文脈と、日本のクラフトビールシーンの横のつながりをあわせて感じさせる存在です。

現在の公式サイトでは、同じく『博士のピルスナー』『博士のヴァイツェン』『博士のケルシュ』『博士のエクスポート』『博士の冬の温もり』などがタップに並び、季節ごとの個性を打ち出しています。その中でコラボレーション銘柄が加わることで、Twin Peaks Mountain Brewingのビール表現はより立体的に見えてきます。

つくばでドイツスタイルのクラフトビールを軸にしながら、他ブルワリーとの協業も取り込むTwin Peaks Mountain Brewing。『博士のオクトーバーフェスト』は、その姿勢を端的に示す1杯といえます。