ヴィンテージエールV-10が登場

岡山県真庭市蒜山中和にある蒜山醸造所 つちとみずが、ヴィンテージエール「V-10」をリリースした。販売情報では、2025年仕込みのヴィンテージエールとして案内されており、750ml375mlのサイズで展開されている。

このビールの軸にあるのは、乳酸発酵させた酸味のあるビールをオーク樽でゆっくり熟成させるという造り方だ。スタイルはサワーエールで、アルコール分は8%。原材料は麦芽、ホップ、コリアンダーシードで、販売ページではオーガニック原料をベースにしていることも示されている。

蒜山の環境を映す醸造

つちとみずは、岡山県北の蒜山・中和という自然豊かな小さな集落で醸造を続けるブルワリーだ。公式情報では、蒜山の天然水集落で採取した天然酵母を使い、自然栽培や有機栽培の素材を取り入れながらビールを仕込んでいる。Instagramでも「農のある暮らしを基本に時々ビールを醸す」という姿勢が示されており、土地との結びつきが強い造り手であることがうかがえる。

ヴィンテージエールは、そうした醸造方針を最もよく表すシリーズのひとつだ。樽熟成による木のニュアンスと、乳酸発酵の輪郭がどのように重なるのか。派手さよりも、時間をかけて積み上がる味わいに関心がある飲み手に向いたリリースといえる。

商品情報

- ブルワリー: 蒜山醸造所 つちとみず
- 商品名: ヴィンテージエール 2025〔V-10〕
- スタイル: サワーエール
- アルコール分: 8%
- 仕様: オーク樽で長期熟成
- 容量: 750ml / 375ml

蒜山の風土、天然水、土着の酵母を背景にしたV-10は、同ブルワリーの現在地を知るうえでも注目したい一本だ。