6月2日のCraft beer TOCAは、タップの振れ幅が広い一日だった。ビールは9銘柄がつながり、ラガーの`Pilsner`から、ライムやココナッツを合わせたケトルサワーの`The Technician`、コーヒー入りのアイリッシュレッドエール`Excursions HONO dub 12h`、樽熟成のスコッチエール`ILA`まで、味わいの方向性がしっかり分かれている。

中盤には`from scratch`のブロンドエール、`LIGHTHOUSE`のマイクロポーター、`Seki`のWest Coast IPA、`Super Fresh`のHazy DIPA、`Montara`のベルジャンブロンドが並ぶ。軽快な1杯からホップの厚みを楽しむもの、モルトの余韻をじっくり追うものまで揃っていて、飲み進めるほどに表情が変わる構成だ。

この日はビール以外に、`桑 SOU Keg Draft`の日本酒と`HARUKA`のハードサイダーもオン。4口はおやすみで、タップ全体としては飲み手が選ぶ楽しさのある並びになっていた。

フードは新作として、実山椒を使った麻婆茄子キーマカレー、枝豆と爽やかレモンのフムス&チップス、羊のつくねのトマトバジル煮を用意。スパイス、ハーブ、豆、羊肉といった要素が、ビールの苦味や香りに重なりやすい内容になっている。

Craft beer TOCAは、三鷹市井の頭にあるビアパブ。日替わりのタップ構成と、その日に合わせたフードを一緒に楽しめる点が、この店の持ち味だ。落ち着いて一杯ずつ向き合いたい日に、選びやすいラインナップがそろっている。