埼玉・越谷市のクラフトビール専門店、ノメンドブリュースタンドが新作「穀環(KOKUTAMA)」を公開した。今回の仕込みは、市内の「おかだ製パン所」から分けてもらったパンの耳を活用したアップサイクルの試みで、出店先での交流をきっかけに生まれたという。

スタイルは、パンの素材感を受け止めるセゾン。あえてヴァイツェンではなくセゾンを選ぶことで、パン由来の香ばしさと小麦のやさしい甘みが感じられる設計を目指した。スペックはABV 5.0%、IBU 16。NOMENDO BREW LABS名義の実験的な一本として位置づけられている。

ノメンドブリュースタンドは、越谷駅近くで営業する越谷市初のブルワリー。自家醸造ビールに加えて各地のクラフトビールも扱いながら、IPAを軸にオリジナルの展開を広げている。地域のパン店とのつながりを、ビールという形に落とし込んだ今回の新作は、同店のものづくりの方向性をよく示している。

先行リリースは5月17日の「まるななマーケット」。現時点ではボトリングは未定で、店頭での提供もまだ始まっていないため、まずはイベント会場で味わう形になりそうだ。