彦根麦酒が、甘夏を使った新作フルーツエール「Sappari Amanatsu(さっぱりあまなつ)」の販売を5月2日から開始する。

同ブルワリーは、滋賀県彦根市・荒神山の麓でビールづくりを行う地域密着型のブルワリー。公式サイトでは「荒神山、びわ湖、田園…」に囲まれた環境で、地域コミュニティを継いでいくために醸造していると案内している。今回の新作も、そうした土地とのつながりが色濃く出た一本だ。

投稿によると、「Sappari Amanatsu」には、地元の西川さんが大切に育てた無農薬の甘夏を使用。スタッフが1つずつ皮をむき、白い部分を避けながら丁寧に仕込んだという。味わいは、初夏に向くさっぱりとした仕上がりで、香りは甘夏。苦味は穏やかで、軽やかに飲み進められるスタイルとして紹介されている。

アルコール度数は5%、IBUは10。甘夏の果実感を前面に出しつつ、飲み口は重くしすぎない設計で、季節の変わり目に手に取りやすいフルーツエールといえそうだ。

あわせて、彦根麦酒は既存商品の「Sassoku Hassaku(八朔)」との飲み比べも提案している。八朔はしっかりとした苦味と飲みごたえが特徴で、甘夏は軽やかさとさっぱり感が持ち味。果皮由来の香りや苦味の違いを比べながら楽しめる構成になっている。

5月上旬は、荒神山醸造所の周辺でも外飲みが気持ちいい時期。彦根麦酒の新作は、土地の風景と果実の個性をそのまま映した季節限定の提案として注目したい。