山椒の香りと痺れ、その先にある甘み

横浜市のイエローモンキーブリューイングは、和歌山県産のぶどう山椒を使用した新作ビール「SHIBIRE」を9月5日にリリースした。スタイルはJapanese Spice Ale。商品名の通り、山椒由来の痺れをしっかり感じられる仕上がりだという。

ブルワリーによれば、SHIBIREは単に辛さや刺激を強調したビールではない。山椒の香りと痺れに続いて、ほのかな甘みと余韻が感じられる点が特徴。山椒を効かせた麻婆豆腐を食べたあと、水やビールを口にすると少し甘く感じることがある——その感覚に近い味わいとして紹介されている。

山椒好きにはもちろん、これまでスパイス系ビールを敬遠していた人にも試してほしい一本。刺激の強さだけでなく、香りから甘みへ移ろう味わいの変化を楽しめそうだ。

タップルームで提供、缶は9月12日発売

SHIBIREは、イエローモンキーブリューイングのタップルームで提供を開始。飲食店向けには10Lワンウェイケグの卸販売も始まっている。缶ビールは9月12日に発売された。

同ブルワリーは、ビールとスポーツを通じて人と人をつなぎ、笑顔を広めることを掲げ、横浜から世界に向けて活動している。醸造所を単にビールを造る場所ではなく、醸造家やスタッフと交流できるコミュニティハブと位置づけている点も特徴だ。

自由さと遊び心を大切にするYMBらしい、個性のはっきりしたSHIBIRE。まずは香りを確かめ、山椒の痺れが広がったあとに現れる甘みまで、ゆっくり味わいたい。