Aslan Brewing CompanyのInstagram投稿によると、同社の共同運営オーナーであるJack Lambと、アーティストのillustrativewestが和歌山県有田川町のNomcraft Brewingを訪れ、コラボレーションビール「Moon Calendar」の完成を祝ったという。投稿では、Nomcraftの温かい受け入れに感謝を示し、太平洋をまたぐ協業だったことが伝えられている。

Nomcraft Brewingは、有田川町の旧保育所をリノベーションして醸造を行うブルワリーだ。公式サイトでは、移住者を中心とした国際的なチームが、ホップの効いたアメリカンスタイルからクラシックなスタイルまで、飲みやすさを重視したビールづくりに取り組んでいる。地域に根ざしながらも、外部との接点を積極的に広げている点が、このコラボにもつながっている。

オンラインストアの情報によると、「Moon Calendar」はWest Coast IPAで、Alc. 6.5%、IBU 53.5。Aslan Brewing Companyとの共同醸造で、モルトはピルスナーモルトを主体にし、ホップにはSimcoe、Nelson Sauvin、Idaho 7、Cascadeを使用。テイスティングノートにはパッションフルーツ、白葡萄、シトラスが挙げられている。Nomcraftの醸造担当Adamは、以前から知っていたブルワリーとの仕込みが特別な経験だったと説明し、よりシャープでクリスプな飲み口に仕上げたとしている。

今回の投稿は、Nomcraftが持つローカルな醸造環境と、海外ブルワリーとのつながりの両方を示すものだ。和歌山の水と設備、そしてアートを介した国際的な交流が重なり、1本のIPAに背景の厚みを与えている。