東京・目黒のRIKRI BREWINGが8.0%のDIPA「Wanderlust」を公開
東京・目黒区鷹番のRIKRI BREWINGが、Double IPA「Wanderlust」を紹介した。ABVは8.0%。前作「Wallflower」での経験を踏まえつつ、今回はオールモルト設計のまま低比重化を試みた一杯で、柑橘とトロピカルな香りが重なる構成だ。
東京・目黒区鷹番にあるRIKRI BREWINGが、Double IPA「Wanderlust」を公開した。ABVは8.0%。投稿では、前作「Wallflower」で得た“低い最終比重でもアロマとフレーバーのバランスを保てる”という経験を踏まえ、オールモルト設計のままグルコアミラーゼを用いた低比重化に挑戦したことが説明されている。今回は酵素量と反応時間の都合で想定した最終比重には届かなかったものの、結果として標準的なDIPAの比重に落ち着いたという。
仕込みのポイント
- Malt: Weyermann Extra Pale Premium Pilsner Malt、IREKS Vienna Malt
- Hop: Columbus Cryo、Simcoe、Simcoe Cryo、Strata CGX、Simcoe Dynaboost、Mosaic
- Yeast: BRY-97
味わいの方向性
アロマは、ドライマンゴーやパッションフルーツの濃縮感を軸に、グリーンレモンや唐辛子を思わせるアーシーなシトラス、さらに山椒のような清涼感が重なる設計。ボディはオールモルト由来の厚みがありながら、香りの輪郭がくっきり出るため、重さ一辺倒には寄せていない印象だ。
フレーバーでは、八朔や生のグレープフルーツを思わせる鮮明な柑橘感に、レモンのコンフィチュールのような加熱したニュアンスが重なる。しっかりした骨格を持ちながら、後味は切れよくまとめられており、ホップの存在感と飲み進めやすさの両方を意識したDIPAといえる。
なお「Wanderlust」という名前は、DYGLの楽曲名に由来するという。RIKRI BREWINGの仕込みの考え方や試行錯誤がそのまま伝わる内容で、同ブルワリーのビールを追っている人にとっても、造りの意図が読み取りやすい一本だ。
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