東京・目黒区鷹番のRIKRI BREWINGから、2×Mash DDH Hazy IPA「BARRICADE」が樽と缶で登場した。BEER OLYNの4周年を記念して醸造されたコラボレーションで、ABVは7.5%。造り手の意図がそのままグラスに出てくるタイプの新作だ。

レシピはウィート不使用で、オーツモルトとフレークドオーツのみを使ったダブルマッシュ。ホップはCitra、Riwaka、Kohia Nelsonの3種で、Kohia Nelsonは今回が初採用とされる。仕込みの狙いは、ホップの輪郭を前面に出しながらも、口当たりに厚みを持たせることにある。

香りの中心には、パッションフルーツを思わせる明るさがあり、そこにソーヴィニヨン・ブランを連想させる香り、NZホップらしいグリーンノート、ストーンフルーツのニュアンスが重なる。甘やかなアロマとシルキーな口当たりを備えつつ、後味は重たくない。度数のわりにさらりと飲める点も、このビールの分かりやすい魅力だ。

RIKRI BREWINGは、目黒区鷹番で自家醸造を続けるブルワリー。派手さだけを狙うのではなく、パイントで飲み進めても崩れないバランスを丁寧に組み立てる姿勢が見える。BARRICADEは、その方針がホップ選びとボディ設計に素直に表れた一本として注目したい。