東京・足立区のさかづきブルーイングが、ペアリングイベントの新たなタップとして「水沢15 UDON ALE」を提供しました。スタイルはベルジャン・セゾンで、うどんの製造過程で出る端の部分を活用して醸造されたビールです。

このビールは、水沢うどんの老舗・万葉亭から「たくさん出るうどんの端っこの部分を、何か面白い用途に使えないか」という相談を受けたことから誕生。名称の「水沢15」は、水沢うどんの店が並ぶ前橋と伊香保温泉を結ぶ県道15号線、通称「水沢うどん街道」に由来します。

味わいについては、華やかなエステル香と、しっかりと締まりのあるボディが特徴。うどん由来のデンプンがもたらす甘みも感じられる仕上がりとされています。

この日のペアリングフードは、「穴子の一本揚げ 梅と春菊の2種のソースを添えて」。穴子を丸ごと一本使った天ぷらに、梅の酸味を生かしたソースと、春菊の香りやほろ苦さを生かしたソースを合わせます。

梅のソースは穴子の脂を軽やかに引き締め、ビールの甘みを引き立てる組み合わせ。一方、春菊のソースはホップの香りや穏やかな苦味と響き合い、セゾンらしいフルーティーさをより引き立てます。天ぷらの小麦の香ばしさと、ビールに重なるうどん小麦の甘みもポイントです。

当日のタップには、ボヘミアン・ピルスナーの「shy girl」、南高梅のサワーエール「木洩れ日」、白桃とローズマリーのエール「夏の記憶」、ヘイジーIPA「Stardust」など、多彩なラインアップが並びました。地域の食材や料理との接点を、ビールの味わいで表現するさかづきブルーイングらしい一日となっています。