インクホーンブルーイングが「Vacation Mysteries #5」をリリース
東京・目白のインクホーンブルーイングが、フルーツサワー「Vacation Mysteries #5」を紹介した。グアバピューレとパッションフルーツジュース、ハウス酵母への切り替えで、酸味と柔らかさのバランスを整えた一杯だ。
東京・豊島区目白に拠点を置くインクホーンブルーイングが、Instagramで新作「Vacation Mysteries #5」を公開した。スタイルはフルーツサワー、アルコール度数は5.5%で、同シリーズとしては約1年ぶりのリリースとなる。
今回の仕込みで大きな変更点となったのは酵母だ。これまでクリアなIPAで使うことが多かったカルフォルニアエール酵母ではなく、何世代も使い続けているハウス酵母へ切り替えたという。狙いは、酸味の輪郭を保ちながら、わずかな甘いニュアンスと柔らかさを加えること。ブルワリー側も、その変更が今回のバッチにはうまくはまったと説明している。
フレーバー設計は明快だ。グアバピューレとパッションフルーツジュースによってトロピカルな香りを立たせ、酸味は程よい強さにまとめる。モルトはExtra Pils、Wheat、Oatsを使い、ミネラル感に加えて小麦とオーツ由来の丸みを残した構成になっている。ホップはCitra Cryo、その他の原料としてLactobacillusも記載されている。
ブルワリーのコメントでは、このビールを「サワーリングしてホップの代わりにピューレやジュースを足したHazy Pale Aleみたいなビール」と表現している。ジューシーさが前面に出た仕上がりで、ビールそのものに苦手意識があっても、酸味のある飲み口なら試しやすいという提案も添えられていた。
インクホーンブルーイングは、東京・目白で営業するブルワリー。派手さよりもレシピの組み立てや原料の使い方で個性を出す姿勢が伝わる今回の1本でも、その作り込みがよく見える。シリーズを追っている人はもちろん、果実味のあるサワーを探している人にも気になるリリースだ。
情報は不正確な場合があります。正確な情報はブルワリーの公式情報をご参照ください。