ヘビさそりブルーイングが、Instagramで新作ビール「New Trance, New Entrance」を公開しました。投稿には「017」と併記され、スタイルはAmerican Wheat、アルコール度数は5.0%と記されています。沖縄・那覇で醸造する同ブルワリーらしく、派手さを追いすぎず、飲み心地のよさを丁寧に組み立てた印象です。

レシピは麦芽にWheatとPilsnerを使用し、ホップはRakau、Motueka、Columbus、Simcoeを採用。投稿では、RakauとMotuekaがもたらす熟した果実、柑橘、トロピカルなニュアンスに、ColumbusとSimcoeが輪郭と奥行きを加えると説明されています。さらにマルトデキストリンによって、滑らかなマウスフィールも持たせたとのことです。

フレーバーのイメージとしては、煌めくようなギターの旋律と、どこか浮遊感のある空気を一杯のグラスに落とし込んだような設計。仕上がりは比較的クリアで、小麦由来のやわらかさを残しつつ、軽やかでクリーンな印象にまとめています。昼下がりの一杯や、1日の終わりの最初のビールにも向きそうです。

名前の由来も特徴的で、1980年代の英国バンドが残した楽曲の一節から取られています。音楽的な連想をビール名に重ねるあたりに、ヘビさそりブルーイングの作品づくりの個性が表れています。那覇のタップルームでこの新作が並ぶなら、香りの立ち方から飲み終わりの余韻まで、じっくり確かめたくなる1本です。