神奈川県三浦郡葉山町の15brewery(フィフティーンブルワリー、持ち帰り販売のみ)が、6月25日のタップリストを案内した。今回は、ベルギースタイルの"沼の底"、黒ビールの"スタウト"、Raw Ale製法の"Raw レッドエール"、フルーツビールの"土壇場エール(夏みかんエール)"、IPAの"Raw Hazy IPA"という、性格の異なる5種類がそろう。

注目は、素材の組み合わせが細かく設計された"沼の底"。小麦麦芽を多めに使い、オレンジピール、コリアンダーシード、カモミール、クローブに加えて、三重県尾鷲市産のライムや横須賀市長井の"蜂小屋"さんの蜂蜜を合わせている。甘みと酸味、スパイス感が重なる複雑な仕上がりで、ベルジャン系の香り立ちをじっくり楽しみたい人に向く。

"スタウト"は深いコクと真っ黒な見た目が持ち味。"Raw レッドエール"は麦汁を煮沸しないRaw Ale製法で、麦芽本来の重く濃い味わいと香りを前面に出す。"土壇場エール(夏みかんエール)"は葉山のロイヤルフルーツと夏みかんを使った、さっぱりとした飲み口の一本。"Raw Hazy IPA"はホップ由来の柑橘や松葉の香りに、ほどよい苦みが重なる。いずれも三浦パン屋 充麦のバゲットを使った仕込みが絡んでおり、地域の素材感が見える構成になっている。

営業は立ち飲み休業中で、量り売り販売のみ。密閉できるビンに満タンで提供され、炭酸のペットボトルやスクリューキャップのガラスビンでも受けられる。森戸海岸や江の島にも近い葉山らしく、海辺の空気に似合う軽快なものから、濃色で落ち着いた味わいまで幅広く選べるタップリストになっている。