東京・足立区のブルーパブ、さかづきブルーイングが「和ノ麦酒祭」の開催を告知した。さかづきブルーイングは、北千住で2016年にオープンし、2020年に現在地へ移転した醸造所併設のブルワリーパブ。店内で醸したクラフトビールと、ビールに合わせた料理を楽しめる店として知られている。

今回案内された「和ノ麦酒祭」は、日本酒酵母をテーマにしたサーキットイベント。長龍酒造の案内によると、2026年3月から4月にかけて、全国約10カ所の参加ブルワリー直営店などで順次開催される。イベント当日は、この企画のために醸造された日本酒酵母ビールが各地で提供され、飲み比べやブルワーとの交流も楽しめる構成だ。

和ノ麦酒祭は、単なる一斉開催ではなく、各ブルワリーを巡って味わう形式なのが特徴だ。日本酒酵母は通常のビール酵母とは性質が異なり、仕込みやレシピ設計にも工夫が必要とされる。そうした背景を踏まえると、さかづきブルーイングの参加は、同店が持つ醸造の個性を知るきっかけにもなりそうだ。

足立区で営業するブルワリーパブとして地域に根ざしてきた同店が、全国規模の企画の中でどんな一杯を見せるのか。春のクラフトビールシーンを追ううえで、注目したい動きのひとつといえる。