上勝町のブリューパブ、KAMIKATZビールが、樽熟成シリーズ『THE BARREL』の考え方をあらためて打ち出した。6月7日のInstagram投稿では、サイズリニューアルを機に「消費ではなく循環」を軸に据え、樽を通じて人・土地・文化の物語をつないでいく姿勢が示されている。

同店は、ゼロ・ウェイストの街として知られる上勝町で、廃材を再利用して建てられた醸造所にBBQレストランや宿泊施設を併設する。自然の中でビールを楽しめる場でありながら、仕込みや熟成の背景にある環境配慮まで含めて体験できるのが、この店らしさだ。木樽で熟成したビールは、樽由来の香りや、もともと入っていた酒のニュアンスが重なり、同じ銘柄でも表情が変わる。

ラインナップも幅広い。ペールエールの`KAMIKATZ PALE ALE`、小麦のやわらかな飲み口に柚香を生かした`KAMIKATZ WHITE`、松の葉を使った`山犬嶽`、自社農園の麦を原料にした`reRise PALE ALE`、乳酸発酵のサワービール`BEYOND THE SEA`、レモンと塩を効かせた`KAMIKATZ MORNING SAUNNER`などが知られ、樽熟成の核となる`THE BARREL 嘉之助 ダブルIPA 3ヶ月熟成`は、鹿児島の蒸留所でウイスキーを熟成していた木樽を使った一本だ。

この`THE BARREL 嘉之助 ダブルIPA 3ヶ月熟成`は、6月12日からRISE & WINの上勝店・東京店とKAMIKATZ ONLINE STOREで予約受付が始まる。上勝の土地性と樽熟成の自由度を重ねた一本として、まずはコンセプトから楽しみたい。