近江麦酒は、滋賀県大津市にあるクラフトビール醸造所。公式サイトでは、1回の醸造量を100Lとする小規模醸造所で、滋賀県の農産物を活かしたビールづくりを行っていると案内している。

今回Instagramで紹介されたのは、限定醸造の「糀エール 爽 -SOU-」。投稿では、ABV4.0%、IBU10と記され、味わいは「軽い飲み口ながら、ジューシー柑橘系、華やかな香り」と説明されている。アルコール度数を抑えつつ、香りの輪郭をしっかり持たせた設計が読み取れる。

近江麦酒には定番の「糀エール」もあり、こちらは白麹を原料の一部に使い、糀の旨味と酸味、柑橘系ホップの香りを特徴としている。今回の「爽 -SOU-」は、その系譜を踏まえながら、より軽やかに飲める方向へ振った限定版と見ると分かりやすい。

公式サイトでは、近江麦酒が「今月のビール」などの限定ビールを醸造・販売しており、小さな工場ならではの機動力を生かしていることも紹介されている。季節ごとの表情を素直に出しやすいブルワリーだけに、今回のような低めのABVと香り重視の仕立ては、近江麦酒の持ち味がよく出た一本といえる。