静岡県三島市のティールズ・ブリューイングは、しばらく欠品していた「ブラウンエール」の新バッチを完成させ、提供を再開しました。

今回のブラウンエールは、麦の味わいをしっかりと引き出したモルティな仕上がりが特徴です。モルト由来の穏やかなコクを土台に、ほんのりスパイシーなニュアンスが重なります。華やかなホップの香りを追いかけるタイプというより、ひと口ごとに麦の風味をじっくり味わいたいエールです。

香りの方向性を見直した新バッチ

これまでのブラウンエールでは、アメリカンホップによる柑橘系の香りを前面に出していました。今回のバッチでは方針を変え、ハーブ系の香りを感じられる味わいを目指しています。定番として根強い人気を持つスタイルだからこそ、個性を保ちながら新たな表情を探る試みといえそうです。

モルティなボディーとハーブ系の香りの組み合わせは、秋の落ち着いた空気にもよく合います。食事と合わせてゆっくり飲むのはもちろん、仕事終わりに一杯を時間をかけて楽しむ場面にも向きそうです。味わいの変化を確かめながら、これまでのブラウンエールとの違いを探すのもよいでしょう。

ティールズ・ブリューイングは、三島市泉町にある小規模なクラフトビールブルワリーです。1仕込み250リットルの設備で、伊豆の果物や農作物も生かしたビールを醸造しています。併設の「ティールズ・ティー&タップス」では、できたてのビールに加え、フィッシュ&チップスなどの食事や紅茶、ノンアルコールドリンクも楽しめます。

新しい香りの方向性で仕上げられたブラウンエール。提供再開を機に、三島のタップルームでじっくり味わってみてはいかがでしょうか。ブルワリーでは今回のバッチについて、飲んだ人の感想も募っています。