ティールズ・ブリューイングってどんなブルワリー?
ホップ兄三島のティールズ・ブリューイング、ここはさ、元ブルワリー勤務の俺から見ても面白い成り立ちなんだよ。創業者の秋田勝彦さんと川口聡さん、もともと三島のビアバル「まるまる」ってお店の常連同士で意気投合して、一緒に醸造所を始めたっていう。
麦ちゃんえっ、ビアバーの常連仲間がブルワリー開いちゃったの!? なんか夢みたいな話だね!
ホップ兄しかも秋田さん、アメリカでホームブルーイングに出会って、沼津のフィッシュマーケットタップルームで修業、さらに東京のDistant Shores Brewingで週末醸造を1年半学んでる。かなり本気のルートだよね。
麦ちゃん
ホップ兄川口さんは50代でオープン時に参加してて、それまでは服飾関係や建設業だったんだ。人生後半で好きなことに舵を切った人。で、二人が注目したのが「三島にはクラフトビール醸造所がない」っていう事実。沼津や伊豆にはあるのに、三島だけ空白地帯だった。
麦ちゃんたしかに三島って新幹線も止まるのに! で、どんなビール造ってるの?
ホップ兄一番語りたいのは「摘果寿太郎ヘイジーIPA」。沼津の大松農園から仕入れた摘果みかん――要は間引きで捨てられるはずの未熟果を使ってるんだよ。甘さじゃなく香りと酸味が強烈で、ABV5.2%、IBU25。フードロス削減とビールの旨さを両立させてる。
麦ちゃんなにそれ!捨てられるはずの果物がビールになるの? めちゃくちゃいい話じゃん……
ホップ兄しかもそれだけじゃなくて、醸造で出る麦芽粕は近隣の農家に堆肥として、養鶏場には飼料として提供してる。循環型の仕組みを250リットルの小さな仕込みで回してるんだ。他にも「スウィートコーンラガー」は三島産の規格外トウモロコシを使ってるし、最近出た「金柑&黄金柑セゾン」は沼津の無農薬金柑と黄金柑で、ABV5.5%、IBU5。
麦ちゃん地元の農家さんとガッツリ繋がってるんだね。お店の雰囲気はどんな感じ?
ホップ兄三島広小路駅から徒歩3分で、カウンター6席とテーブル12席。醸造設備が客席から見えるから、造ってるところを眺めながら飲める。あと週末限定で「ビアスパイク」ってサービスがあって、熱した鉄球をインペリアルスタウトやメルツェンにジュッと突っ込んで、糖分をキャラメル化させるんだよ。
麦ちゃん鉄球をビールに!? それ絶対見てみたい! 三島って富士山の湧き水も有名だし、水辺を散歩してからビール飲みに行くの最高じゃない?
代表銘柄: 摘果寿太郎ヘイジーIPAスウィートコーンラガー金柑&黄金柑セゾンアメリカンペールエール