山梨県甲府市朝日にあるブリューパブ、Persona breweryが、地ビールフェスト甲府に向けた投稿で、初日から3日間に並ぶタップ5〜8を紹介した。同店は、醸造したビールの多くを併設バーで提供しており、外部への出荷やイベント出店は多くない。そのぶん、普段は店でしか会えない飲み手と直接つながれるこの催しは、年間醸造量のおよそ2割弱が動く重要な機会になっている。

初日から3日間のラインアップ


- 黒冠-くろかんむり: 山梨の銘酒「太冠」の酒粕を使ったスタウト。ローストモルト由来のコーヒーやビターチョコレートを思わせる香ばしさに、酒粕由来のやわらかな甘みが重なり、しっとりした飲み口にまとめている。あわせて、同じ酒粕を使った「花冠-はなかんむり」との飲み比べも勧めている。
- となりのぶんたん: 文旦を果肉だけでなく皮や白いわたまで使ったフルーツサワーエール。爽やかな柑橘感のあとに、ほろ苦さと渋みがじわりと残る構成で、飲みやすさだけでは終わらない味わいを狙っている。
- 鬼レモン・りのか: レモン品種「璃の香」を使ったペールエール。大きくごつごつした見た目の印象とは対照的に、香りは華やかで、飲み口はすっきり。軽快さの中にやさしい柑橘の余韻が続く。
- Açaí State of Mindアサイーステイト: アサイーのベリー感とサワーエールの酸味を組み合わせた1杯。甘さを抑え、軽やかさを前面に出した設計で、投稿では「健康は明日から」と表現されていた。

Persona breweryの投稿は、イベント出店が単なる販促ではなく、常連や遠方のファンと再会する場でもあることを伝えている。甲府のブリューパブとしての距離感と、フェスでしか出せない特別感。その両方が、今回の4種にはよく表れている。