奈良・広陵町の長龍酒造は、オンラインショップで新商品「和響 -酒粕柚子ホワイト-」を案内している。大吟醸の酒粕と柚子を使ったホワイトエールで、4月23日以降の出荷となる。

商品説明では、酒粕由来の華やかでやわらかな香りに、柚子の穏やかで上品な柑橘香が重なるとしている。さらに、小麦由来のなめらかな口当たりとやさしい酸味が全体を軽やかにまとめ、酒粕のふくよかな旨みが奥行きを与えるという。和の素材を前面に出しながら、ビアスタイルとしてはホワイトエールの持ち味をしっかり残した設計だ。

販売は360ml×6本で、税込価格は3,630円。商品ページでは在庫数も表示されており、オンラインショップ経由での購入を前提とした商品として並んでいる。日本酒づくりで生まれる酒粕と、香りの輪郭をつくる柚子を組み合わせた点は、長龍酒造らしい和の文脈がはっきりしたアプローチといえる。

クラフトビールの文脈で見ると、派手なホップ香で押すのではなく、素材の香りと口当たりで飲ませるタイプの提案だ。奈良の酒蔵が手がける一本として、日本酒好きにもビール好きにも接点をつくる商品になっている。