埼玉県春日部市のアンロック・ブリュー・ベースは、店内の併設工房でオリジナルビールを醸す自家醸造スタイルを特徴とするブルワリーだ。春日部駅東口エリアに根ざした営業を続けながら、タップで楽しめる一杯と、新作との出会いを両立させている。

今回登場したEl Doradoは、DDH IPAとして仕立てられた新商品。ABVは6.5%で、ブルワリーは弾けるような柑橘の香りにトロピカルなアロマを重ね、飲み口を軽快かつドライにまとめたとしている。DDHは発酵後にホップを重ねる製法で、香りの厚みを引き出しやすいのが持ち味だ。

ホップの個性を前面に出しつつ、重たさを抑えた設計は、IPAらしい輪郭を楽しみたい人にも手に取りやすい。春日部のローカルブルワリーがどんなバランスを狙ったのかは、香りから確かめたくなる。提供開始は8月1日で、日常の一杯にも新作の飲み比べにも合わせやすい一本といえる。